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2009年6月 9日 (火)

既に半減期を超えて~禁煙ライブ②

本日のパイポのナンバーは「19」。既に57%のニコチンカットである。相変わらず「味」はする。そしてそれが「美味い」。1ヶ月で「離煙」をする行程の3分の2に近づこうとしている。毎朝新しいパイポを試みる時「これで味がしなくなったらどうしよう」と思うのだが、今まで一度もそんなことはない。これは結構不思議だ。一日にたった3%という「微減ぶり」がヒトの感覚を麻痺させているのだろうけど、常用のニコチン0,1ミリの数値は既に半減しているわけで、「今なお美味い」のには逆に不安すら覚えるほどだ。煙草の味については結構うるさい方だと思っていた。銘柄の嗅ぎ別けにも自信あったし、自分の愛飲する銘柄に強い愛情を持っていた。つまり煙草を吸うという行為は、微妙にブレンドされたモノを、とても繊細に味わい、デリケートに嗜好するモノだと思っていた。茶葉やワイン、お香にも似た世界だと。ゆえに「はーい、少しずつ減らしますから味は変わらないですよ~」って単純なことにはならないと踏んでいたわけだ。自分が愛していた行為は何だったのだろう?…的な感覚を覚える。これまたこのシステムの思う壺なのか?……さて、これだけは早めに宣言しておきたいのだが、そもそも「禁煙してみようかな」と僕が発想した動機は「健康のため」では決してない。家族や知人にうるさく言われたからでも、世間がどんどん嫌煙化し吸い辛い世の中になったからでもない。少しも必要に駆られた決意ではなく、タイミング的にも前述のようにこの興味深い離煙システムに出会ったからに過ぎない。つまり動機は極めて薄く、強いて言えば……実験みたいなものかな? もしくは自分研究?……ずっと自分には喫煙が「必要」だと信じてきたし「体質にあっている」と思ってきた。複数のヒトから「医者から酒か煙草かどちらか止めろといわれ迷わず酒を残したよ」と聞かされたが、自分は意外と煙草を選ぶかなとも思っていた。劇作家で一生を棒に振ろうと決めてから「ボロボロになって書いて行くのだ」というイメージでやってきた。そのボロボロの意味合いの中に「自分の健康なんか気にしないぜ」とか「バンカラで破天荒な方が似合ってるよね」も、当然含まれていたわけで、飲みながらでしか書けないし、執筆中にどれだけ煙草が増えようが、それは「必然なこと」にしてきた。自分のスタイルだと信じ、変えるのも怖かった。まあ、でも、そうしながらも「本当はそうじゃなくても書けるかも」とか「ボロボロの意味合いが少し違うんだけどな…」ぐらいには思ってきた。でもね、確かに以下のような記憶があるのだ。飲み続けた焼酎の「おかげ」で眠りコケル一瞬前に素敵な発想が降りてきて、それで台本に一筋の光が差した経験の記憶が。進行に行き詰まり熟考し、ふと(無意識に)煙草に火をつけた「おかげ」で、一息吸った瞬間に霧が吹っ飛ぶアイデアに出会った記憶が。それらが確かにあるのだ。でも、それこそが偶然なのかもしれない。僕は焼酎を浴びなくてもいずれその発想に至り、煙草無しで考えていても同じアイデアに出会っていたかもしれないのだ。て、いうか、煙草を吸わずにモノを考えたことがない気がする。実際はちゃんとあるはずなのに。これこそがただ単に習慣的な依存に過ぎないのではないか? まあ、そんな感じだ。その辺のコトを自分的に見極めたくての人体実験なのである。もちろん「吸っていない自分」への関心も大いにあるし、逆にダメなら(煙草なしの発想に本当に自信が持てなかったら)いつでも戻ろうと思う。まあ、こう書きつつも小心者なので、一応「河童橋の魔女」を書き上げてからスタートしたわけだ。購入してから実施まで2ヶ月タイムラグは、ただ誕生日合わせのメモリアル的な発想だけではなく、自劇団の新作執筆の期間に遂行するのは余りに自信が無かったのだ。ゆえに「いまだに美味い」のは少し困った事態なのだが……またまた長くなったので、続きは次週、いよいよ禁煙ライブ報告の最終段階にて。あ、そうそう、執筆時の飲酒まで止めるわけではありませんので念のため。伊丹での差し入れは今までどうりで、はい……。昨晩は野球を始めて1年半、レギュラーと補欠のボーダーに苦しむ9歳の息子と映画版「ルーキーズ」を観る。隣に座る父親としては、キャッチボールをしてる延長のような、シアワセな2時間半。昼ドラとは違い「セックスって何?」と聞かれる恐れも無い。愚息の感想としては「新庄がTV版よりかっこよかった」「最後の挨拶はいらない奴も2~3人いたな」「どう見ても高校生に見えない奴が一人居る」「ニコタマと試合をする相手チームは、いろんな場面ですんげぇ待たされるよね」などなど。ほとんど同感だよ、オレも。本日より「河童橋の魔女」伊丹公演へ向けて稽古再開。先日、長久手町文化の家で観た「相思双愛」が出色だったのに刺激され、もう一度台本をいじってみる気になってきている。

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