天高く、我はノートを持ち上げて…
先日、故知の疲れている女性を勇気付けようとして、「…ずっとファンだったしさ…」と言おうとして、その「ファン」を間違えて(というか、どうにも言葉が出なくて)「タイプ」と言ってしまった。「…ずっとタイプだったしさ…」。長い間があって、こちらを見た彼女の目には明らかに警戒の色で「タイプ?」…。何だか急に、それまでの空気が陳腐で下世話なものになってしまった。皆さん、言葉選びには気をつけましょう。さて、ココからが本題……。僕の仕事部屋がアパートのメゾネットタイプの下の階にあることは、どこかで書いたと思うのだが、NTTを含めいろんな回線の大本の本体は上の階にあるわけですね。んで、僕のノートパソコンには無線LANの端末がUSBに刺さっていて、そこから2階へ一旦無線で送っているわけ(どうにも説明が素人臭いなぁ…)。んで、少し前まで快適なネット環境だったのだが、どうも秋になってから送受信に時間が掛かったり、途中で切れたりしてたのね。んで、この無線の部分の環境が、もしや悪化したのかな?…って思った素人の私は、ある日、メールの受信中にノートを2階に向けて持ち上げてみましたとさ。「とさ」って何? そしたらあ~ら不思議不思議。残り数十だったメールが心太のようにスルスルスルと……素人考えが的に当たった時の「その後対処」も、実に素人的でございまして、以来僕は、メールの送受信やネット立ち上げの際には、必ず「天高くノートを差し上げる」という、実に原始的な行為を続けざるを得ないのです。我ながら結構笑えます。これこそが最近の私の「ネット環境」なのであります。先週、4日間の大阪演出修行から帰ってきたら、届いてたメールが864通だった。読む必要があったのが9通だけ。本日からまた出張。今度は1週間の大阪滞在です。急用やメールはぜひ携帯の方に。戻るのは25日。文化庁の来年度の申請は締め切りを過ぎている。列車の中で新作のタイトルが決まるはず。いわゆる綱渡りな段取りですね。きっと帰宅後のメール受信は2000を超えて、その間僕は長くノートパソコンを肩に担いで居る事でしょう。やれやれ。
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