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2019年3月29日 (金)

地域在住の全ての文化人へ…映画「ダルライザー」名古屋上陸!

急ぎのお知らせです。僕の友人で、福島は白河市在住の「和知さん」が素敵な映画を作りました。その名も「ライズ ダルライザー」。地域発信文化の、最もハイレベル、ハイクオリティーな成功例です。明日、3月30日に名古屋上陸! 今池のシネマテークにて。どうぞお見逃しなく。以下は公式HPにも掲載していただいた、小生の推薦文です。そして上映のタイムスケジュールは一番最後に。なお、明日は舞台あいさつでダルライザー本人が来名します。都合あえばぜひ!

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大丈夫 心にいつも ダルライザー

  観ればわかる。観なければ判らない。まあ、およそほとんどの映像作品に言えることなのだが、ネタバレをほんのわずかもしたくない名作ほど、そんな気分になってくる。この意気込み。このクオリティー。愛すべき独特のアクション。なぜ白河と言う、この「ギリギリ地方都市」でこんな映画が完成したのか? ど派手に変身し、必殺技を見せ場で披露するヒーローが「本当はこの世にいないんじゃないか?」と気づいてしまった子供の頃のあの一瞬。幼稚園の卒園時「大きくなったらヒーローになる」と書た自分を一番恥じたのもまた、まだ幼い自分だった。ダルライザーが、流行りのB級ヒーローも含め、他と確実に一線を画するのは、「実際に居る」ことである。僕は演劇の仕事で2回白河市を訪れ、ダルライザーと仕事をし、酒も飲んだ。これは比喩でもメタファーでもなく、本当に白河に昨日も今日も存在し、イベントにボランティアに、そして時々舞台の演出もする全く新しいヒーローの映画なんだ。もちろんドキュメンタリーではない。この現実と虚構の間を軽やかに行き来する、遊び心と本気の絶妙なバランス。だから僕も、恥ずかしげもなく時々ダルライザーになることができる。マスクもコスチュームも無いけれど、それは、もうすぐゴミ収集車が行ってしまう直前のダッシュに、疲れた体を沈めた電車の座席の前に立ったお婆ちゃんに席を譲る勇気に、ダルライザーは現れる。生活の中の一コマで、大の大人が恥ずかしげもなく、変身できるヒーロー。だって本当に居るんだから、白河市に。大都会の論理では語れない、この映画の本質はそこにある。この映画を見終わって僕は、自分が「ギリギリ地方都市」の在住者で良かったと、心から思えた。そんな奇跡の様な映画である。観ればわかるよ。観なければ判らないからね。 

 はせ ひろいち (劇作家、演出家、劇団ジャブジャブサーキット代表/岐阜在住)

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名古屋市 今池 名古屋シネマテーク

3月30日(土)〜4月5日(金) 20:05〜

4月6日(土)〜4月12日(金) 16:10〜

料金等につきましては名古屋シネマテークHPをご確認ください。
http://cineaste.jp/m/2800/2894.htm

 

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